干支絵のバランスが良くても育つ環境が大事だと痛感
今回も干支絵についてです。
季節は夏です。
日干支「辛卯」、本人は夏の宝石(または小石)です。
この人物の干支絵は五行の木火土金水がすべてあります。
風景のバランスがいいと思いませんか?
さて、この干支絵は誰のものでしょうか…?
実はこの干支絵、1997年(平成9年)当時14歳の少年が起こしたあの事件、酒鬼薔薇聖斗こと「少年A」の干支絵なのです😅
本日、ある人から干支絵を描く時のアドバイスをいただきました。
明るい干支絵もいいけど、あなたの場合、暗くてつらい宿命の干支絵を描くと良いかもしれません。
見る人はより興味を持ってもらえると思います…との事。
そう言えば…
似たようなことを他の人にも言われたなぁ🤔
人間の裏の話、影の部分を描くといいと😳😳😳
それで思いついたのがこの「少年A」でした。
【干支絵を描くときの約束事】
・干合、位相法は考慮しない
・あくまで干支五行説の範囲で表現する
(地支は「本元」とし、表現します)
少年Aの生年月日 1982年7月7日 男性
【命式】干支絵画像左上のとおり
(天干)
壬=海、湖
丁=灯火、焚火
辛=宝石、小石
(地支)
戌=山、山岳 本元「戊」
未=畑、田園(夏なので乾燥した土)本元「己」
卯=草、花 本元「乙」
このような質を持って生まれてきています。
それを風景画にしています。
この穏やかな風景に何があったのか、バランスがなぜ崩れたのか。
夏の畑に焚火は暑苦しいですが、それ以外になにかあるのか…🤔🤔🤔
少年Aの天中殺は「午未天中殺」
午年と未年が天中殺となります。
彼の命式の月柱(家系、社会、未来の場所)に「未」があります。
これを宿命中殺「生月中殺」といい、生まれ持った命式に天中殺があるということになります。
でも、生月中殺を持っている人はたくさんいますし、それだけではこのような事件は起こさないと思います。
次に六親法で家系内の人物のつながりをみてみました。
彼自身は「辛」です。
彼を生み出したのは彼の母親なので母親は「戊」となります。
母親「戊」と干合するのが父親となるので、父親は「癸」となります。
しかし、彼の命式内には「癸」がないので陰陽違いますが、彼の場合は「壬」が父親となります。
父親「壬」、母親「戊」となるのです。
彼の命式の年柱(親の場所)に父親と母親の干があるので彼は両親と深い関係、深い縁があると見ます。
では、親との関係、彼の幼少時代はどうだったのか…ネットで調べてみました。
すると、彼が生まれた翌年に弟が生まれています。
少年Aは三人兄弟の長男で、1歳の時に弟ができて、さらにもう一人の弟も生まれました。
彼の場合、命式内に親の干があるので親の愛情が「人一倍必要」だったと思われます。
深い愛情を求める子だったと思われます。
ネットの情報では彼の母親はしつけが厳しかったようです。
幼少期、心のよりどころは「祖母」だったと書いてありました。
その祖母が亡くなった頃から小動物に手を出し始め、「死」への異常な関心がエスカレートしていったそうです。
父親は仕事で普段はいないでしょうから
私が思うに、一番近くにいる母親が「心の拠り所」になれなかった、「心の拠り所」ではなかった事が大きいのかなと思いました。
親縁が濃い子供、逆に親縁が薄い子供…
ほめて、ほめまくって育てたほうが伸びる子
幼少期は厳しく教育されたほうが伸びる子
色々です。生年月日が違えば、生まれたときの「気」も違います。
子育てって難しいですよね!
私も子育てやり直したいくらいです!( ˊᵕˋ ;)💦
同じ生年月日に生まれれば、もちろん同じ宿命を持ち、同じ干支絵になります。
でも、生まれてからどのような「環境で育ったのか」がとても重要で、宿命から大きく外れてしまうと人生も大きくねじ曲がり、変わってしまうのですよね。
子育て真っ最中のお母さま方、毎日とても大変だと思いますけど…
『三つ子の魂百まで』
生まれてから天・地・人の気を受け
天と地の間にいる人、「人間」となるのが3歳。
とても大切な時期です。
躾はもちろん大事ですが、感情をぶつける叱り方は子供に怖い印象しか与えません。
特に大人しいお子さんは、内面に溜め込むようになりますから爆発した時が怖いです。
私は優秀な育児をしてきた訳ではありません。
今更ですが反省点は沢山あります…(笑)
今だから言える、子供はあっという間に大きくなります。
若いお母さん、どうか悔いのない育児を…( ˊᵕˋ ;)💦